いっぽんの木

■久留米公演
2009年3月21日(土)13:00~・18:00~(2回公演)
久留米市民会館小ホール

あらすじ

第一章 三月二十七日

昭和20年3月―
親戚を頼って東京の女の子が飛行隊の町へ疎開してくるところから物語は始まる。
両親を失い、親戚中たらいまわしにされたショックから立ち直れず、他人とのふれあいに怯えるハルコ。そんなハルコも、真正面から受け止めてくれる同年代の子供たちに少しずつ心をゆるしはじめて……。

第二章 約束

昭和38年、自分の人生を自由に決めることが出来ない女とただひたすら夢に向かって歩んでいく男がいっぽんの木の下で、出会う。
二人は惹かれあうが、木のざわめきが、二人の心を揺り動かす。

最終章 ブルーシート

会社をリストラされた若者がひょんなことから公園のホームレスたちと親しくなっていく。その中にビニールシートの下にひっそりと暮らす老人まっさんがいた。孤独な老人がなぜか気になる若者。老人の死後、彼がいつも大事にもっていた箱の中から若者は老人の身の上を知り、自分の生きる道を見出していく。

■CAST

足立久美子   井島辰弥    上野佳代   古賀万祐子    齋藤泰臣

田中絹子    床島晃明    中島由紀子  中村豊

 本多泰菜   松井直一   松村友紀子   宮地妃登美   轟陽信  三栖徹也

■協力
(株)西日本企画サービス   

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